食生活~『がん』と『認知症』の予防は似ている点がある Vol.1
がんと認知症は“老化によって起こる全身的な病気”という意味でとてもよく似ています。また、なってしまうと治癒させるのが難しく“予防に力を入れることが大切”ということも共通しています。
免疫力の低下も原因のひとつです。がんはがん細胞を排除する力が弱くなることで、認知症の場合は脳内にできる異物(老廃物)を処理できないことで発症すると言われています。
がんや認知症を予防するにはどんな食べ物を食べればいいか、いろいろなことが言われています。一番多いのがバランスのいい食事をしましょうということですが、これではあまりにも漠然としています。
がんや認知症になるのは、高齢になると増えてきます。ですから、高齢者の特徴も考えた上での食生活が大切です。
高齢者は激しい運動をすることがあまりないので、エネルギーをたくさん取り入れる必要はありません。エネルギーを作り出すのは糖質です。糖質と言えば、主食となるご飯とか麺類です。それに甘いお菓子類など。若いときのようにご飯を何杯もおかわりしたり、間食にお菓子を食べているとエネルギーが過剰になってしまいますので、糖質は控えめにしてください。
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