① 耳が聴こえにくくなると、認知症のリスクが高くなる!?

“年をとって耳が聴こえにくくなった…”という方は多いと思います。自覚はないけれども、周りの人に指摘されて気が付く人もいるかもしれません。そんな人も年を取ったから仕方がないと、聴こえにくいままにしておくと、難聴が原因で認知症になるリスクも高くなってしまいます。

 認知症を予防する上でもっとも大切なことは“人とかかわる”ことです。人とコミュニケーションをとることが脳の活性化に大いに役立ちます。ですが、耳が聴こえにくくなると、どうしても人と話すのがおっくうになってしまいます。よくわからないまま適当に相槌を打っていると、相手にもそれが伝わって、会話も盛り上がらなくなってしまいます。

 そして、段々と人と会わなくなり、一人で過ごすことが多くなる→ 脳への刺激が更に減ってしまう→ すると、認知症になりやすくなってしまいます。

 聴こえにくくなったら放置しないで、まずは耳鼻科で診てもらうといいでしょう。耳垢のせいで聴こえにくくなっていることもあります。

 耳が聴こえないのは本人も不自由ですが、周りの人も困っているということを気にしておいてください。大声で話さないといけないのは負担ですし、大声で話しているうちに、気持ちも高ぶってイライラしたり、ときには喧嘩腰になってしまうこともあります。人間関係にマイナスが生じることがあるので、少しでも聴こえが良くなるなら補聴器も考えたほうがいいでしょう。

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