ほどほどで良しとするのが最高のストレス対策 vol.1

病気になる原因の一番は“ストレス”であるかもしれません。ローレンス・ルシャンというアメリカの心理学者は、『がんになりやすい人の性格』として『辛抱強い人・反抗心を押し殺す人・自分に対する評価が低い人』を挙げています。

誰にでも、少なからずそういう傾向はありますが、それがあまりに大きすぎると、自分の中で処理できないほどのストレスになって病気を発症してしまうのでしょう。

 世の中には、“いい人”だと思われたい人がたくさんいます。そういう人は辛抱強いし、反抗的な態度は自制するし、まだまだ自分はダメだと自分を評価しません。それがプレッシャーになって心の中にストレスをため込んでしまいます。“いい人”と言っても、どんな人がいい人なのか一言では言えません。でも、だいたい病気になる人は、“いい人”のハードルが高くなりがちです。

ちょっと人を不愉快にさせると「申し訳ないことをしてしまった…」、仕事でノルマを達成できないと「もっとがんばらないといけない、努力が足らない…」と自分を責めます。そして、病気になると「自分の生活習慣が悪かった…」「性格が良くないのかも…」とまたまた自分を責めてしまいます。

いい悪いは別にして、何でも人のせいにする人は意外と病気にならなかったりします。誰かが大病をしたりお亡くなりになったりすると「あんないい人がどうして?」という言葉をよく聞きますが、いい人だからこそ病気になってしまうという傾向もあるのではないでしょうか?

次号へ続く・・

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