体内時計を整えて、眠りの質を高めましょう Vol.1
人間も地球の一部という考え方があり、地球のリズムの影響を受けて生きています。

現代人は、「夜、なかなか寝付けない」とか「朝、起きるのがつらい」という悩みを抱えている人が多いようですが、それは地球のリズムとうまく共鳴していないからかもしれません。
“体内時計”という言葉を聞いたことがあると思いますが、地球の一日のリズムに同調して、体温やホルモン分泌などを調整する体の機能です。
たとえば自律神経のはたらきですと、日が昇ると交感神経がはたらき出して活動的になり、日が沈むと副交感神経が優位になって、心も体もリラックスして眠る準備に入ることができます。地球の動きと同調して、心身の状態をコントロールしているようです。
ホルモン分泌でいえば、太陽を浴びて15~16時間後に、メラトニンというホルモンが分泌されます。眠気を誘うことから、睡眠ホルモンと呼ばれています。朝7時に太陽を浴びれば、夜10時とか11時ごろにメラトニンが分泌されて眠くなるというメカニズムです。
しかし、遅くなってから起床したり、起きても暗い部屋でずっと生活していると、太陽光を浴びないため、メラトニンの分泌が遅れたり、不十分になって夜になっても眠くならずに、夜更かしをしてしまうことがあります。
また、夜遅くまで明かりをつけていると、体内時計が昼間だと勘違いして、メラトニンが分泌されずに、ますます眠れなくなります。そうやって、体内時計が狂い始めてしまいます。
多くの現代人は体内時計が狂っているのではないでしょうか。それが“病気の原因”にもなっています。では、どうしたら体内時計を正常に戻すことができるのでしょう。
(Vol.2につづく)