状況が変わってもなくならないストレスとどう付き合うか Vol.1

 コロナ禍では、多くの人が大きなストレス状態に陥りました。感染してしまった人はもちろんですが、そのご家族、濃厚接触者、また経済的ダメージを受けた方など…。感染によって体調不良に陥った人よりも、コロナのもたらせたストレスによる体調不良の被害の方が大きかったのではないでしょうか。

 「コロナさえなければ…」、「コロナ前の世の中に戻れば…」と、そう思った人もたくさんいると思います。

 ところが、コロナが一段落した今、ストレスは消えたでしょうか?

 残念ながら、コロナのストレスは減っても、違うストレスが降りかかってきます。

 原油価格が上昇し、車で遠出をしたいと思ってもガソリン代が気になって二の足を踏んだり、給料はさほど上がらないのに物価はどんどん上昇する。コロナの後遺症で景気は悪くなるばかりで売り上げは上がらない…。生活はどうするのか…?新たなストレスは尽きないようです。

 人は不幸に遭遇すると、自分を不幸に陥れているものを排除すれば幸せになれると思ってしまいます。でも果たして、今の不幸がなくなれば、明日は本当に幸せになれるのか?

「そんなことはないよ」と、コロナウイルスが教えてくれているような気もします。

 あるストレスがなくなれば、違うストレスに苦しめられる。世の中はそういうふうにできているのかもしれません。自分がどんな状況になってもストレスは必ず付きまといます。

 では、どうしたらいいのでしょう?それは、“ストレスに対して強くなること”です。

肉体的には細胞を元気にすること。細胞が生き生きと躍動していればストレスを感じても、肉体への影響を最小限に抑えることができます。

 (Vol.2につづく)

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