ムコ多糖とは

ムコ多糖ってなに?

細胞とムコ多糖ムコ多糖とは、私たちの体の細胞の周りで、水分(体液)をしっかりと蓄えている物質です。私たちは、この水分を通じて、細胞に栄養を運んだり、細胞から不要となった老廃物を取り出したりしながら、体の「循環と代謝」を支えております。
しかし、このムコ多糖は、25歳ぐらいからどんどん減り始め、それとともに、体内の水分量も減少してしまいます。このことが体の様々な不調の原因であると考えられております。

コンドロイチンやヒアルロン酸などのムコ多糖類がひとつになったものです

プロテオグリカンコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸・ヘパラン硫酸などの物質は、ムコ多糖類と呼ばれ、元々身体の中ではタンパク質を中心に、ひとかたまりになって存在しています。このタンパク質と一緒になっていることが重要であり、そうすることで水分を保持するなどの働きを発揮することができます。
正式には、ムコ多糖タンパク質と呼ばれており、近頃ではプロテオグリカンという名称で呼ばれる機会も多くなってきました。

ムコ多糖の”ムコ”の意味

MUCUSムコ多糖の”ムコ”というのは、ラテン語で「MUCUS=動物の粘液」を意味します。この動物の粘液をもつネバネバ食品は身体に良いことは昔からよく知られています。また、私たちの身体の唾液や血液などの体液は必ず“ヌルッ”としており、これはムコ多糖が含まれていることによります。

ムコ多糖の”多糖”の意味

ブドウ糖の分子”多糖”という言葉は、多くの種類の糖が組み合わさって作られているという意味で、けっして砂糖などのような糖分が多いという意味ではありません。
複雑な糖の組み合わせや配列(糖鎖)によって、コンドロイチン硫酸・ヒアルロン酸・ヘパラン硫酸などの様々なムコ多糖類が存在します。
左の図は私たちに最も身近なブドウ糖の分子構造になりますが、ムコ多糖の場合にはブドウ糖とは異なる種類の分子がたくさんつながった構造をしています。

加齢による体内水分率の減少

加齢による体内水分率の減少老化といいますと、50代、60代から始まるものだとのイメージがあります。しかし、私たちの肉体は25歳ぐらいから既に身体の内部からの老化が始まっています。それはムコ多糖の体内合成カが衰えて、体内保水率が落ちてしまい身体が乾燥してくるからと言われています。
いつまでも瑞々しい若さと、健康を保つためには、ムコ多糖の補給が必要となります。

美容や健康、精のつく食材に多く含まれます。

ムコ多糖を含む食材疲れて時や元気になりたいときに、昔から「ヌルヌルネバネバしたものを食べると良い」と言われてきましたが、ムコ多糖は、昔から精のつくと言われているような食材に多く含まれます。
ウナギ、スッポン、魚の煮こごリ、牛軟骨、フカヒレ、とんこつスープ、牛筋の煮込、ナマコ、ツバメの巣など・・・
ただし、これらの食品は毎日食べていると、高カロリーや塩分過多となってしまい、逆に健康を害してしまいますので、健康食品から効率よく摂取する必要があります。

ムコ多糖症について

ムコ多糖症ムコ多糖症とは、正式には「ムコ多糖代謝異常症」といいます。ムコ多糖を分解する酵素が、生まれつき欠けていることにより、役割を終えて排出されるはずのムコ多糖の切れ端が、体内(特に皮膚、骨、軟骨などの結合組織)に蓄積し、臓器や組織が次第に損なわれる進行性の病気です。
ですから、本来の意味からはムコ多糖症ではなく、リソソーム(酵素)欠乏症と言うべき病気です。(ライソゾーム病とも呼ばれています)
ムコ多糖症の発症は先天的(生まれつき)であり、後天的に発症することは絶対にありません。ムコ多糖症の主な症状は、著しい骨の変化、短い首、関節が固くなる等です。その他、角膜混濁、難聴、肝肥腫、心臓疾患、低身長などの症状がみられます。ムコ多糖症とは先天性の疾患であり、私たち成人が発症することはありません。また、ムコ多糖を摂取することで、ムコ多糖症の発症することはありません。
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